経営者なら知っておくべき『経営改善計画書』について

今日は経営者の方に覚えて頂きたい経営改善計画書についてお話をさせて頂きます。

そもそも経営改善計画書とはどのようなものかご存知でしょうか?

■経営改善計画書について

経営改善計画書は、主には下記のものを記載した書類になります。

1、『会社概要・債務者状況』

会社の事業内容、財務内容、業績推移、銀行取引状況を記載した資料になります。

2、『ビジネスモデル概況書』

事業のビジネスモデルを内部、外部の視点から記載した書類になります。

3、『改善計画書』

課題・問題点、計画の基本方針、計画期間・改善目標など、現状を分析して今後の方針を記載した計画書になります。

4、『数値計画』

改善計画を実際の数値に落とし込んだ資料となります。

改善計画書を作成しても、実現できないと意味がないものとなってしまいます。よくあるのが、数字上は利益がでるようになっているのですが、実際は実行が不可能という改善計画書をよくみます。なぜ、そのようになってしまうかというと、現状分析をせずに、数字だけで改善計画書を作成してしまっているからではないでしょうか?

今回はそのようにことを防ぐために、経営の課題と問題を分析するSWOT分析についてお話をさせて頂きます。

 

■SWOT分析とは

SWOTとは、Strength(強み), Weakness(弱み), Opportunity(機会), Threat(脅威) の頭文字を組み合わせた短縮語になります。下記の4つの項目で会社を分析していきます。

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■SWOT分析の実例

では、簡単ですが、下記の事例でSWOT分析をしてみましょう。

事例

京都で創業50年のお蕎麦の製麺事業と飲食事業を行っている会社で、売上は、製麺事業が1億円、飲食店事業が5千万円。従業員数は15名で平均年齢48歳。社長60歳。業界では後継者不在、材料の値段が上がっており、開業率よりも廃業率の方が上回っている状況である。

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■クロスSWOT分析

では、状況が把握できれば、次はクロスSWOT分析を行い、今後の方向性を決めて行きましょう。クロスSWOTは『強み×機会』、『強み×脅威』『弱み×機会』、『弱み×脅威』

を掛け合わせて今後の方向性を決めていくことになります。

下記のような表になります。

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まとめ

今回は、経営改善計画書についてお話をさせて頂きました。経営改善計画書となると難しく、専門家の方に依頼してしまうこともあると思いますが、業界、会社のことを一番よく知っているのは経営者の方になりますので、現状分析、今後の方向性は是非自分で考えるようにしましょう。今回、ご説明したSOT分析も非常にシンプルに、状況を把握することができますので、一度自社の状況を把握するために行ってみてはいかがでしょうか?今までにない新しいアイデアが浮かんでくるのではないでしょうか?

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