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医療・介護事業者向けファクタリングおすすめ8選【比較表あり】

業務改善

ファクタリングとは、事業者が保有する売掛金などの売掛債権をファクタリング会社に売却する金融サービスのことをいいます。
近年利用する事業者が増えてきている資金調達手段の一つで、医療機関や介護サービス事業者の場合、取引先が支払基金や国保連のため関係悪化を気にする必要がないため、利用も増えてきています。

新しい設備を入れたいけどこれ以上借り入れを増やしたくない・・・
従業員への退職金や賞与の支払いで一時的に支払いが増えてしまい手元資金が足りない・・・

などのお困りごとはありませんか?
借り入れを増やさず手元資金を増やすことのできるファクタリング。

今回はそんな医療機関向けのファクタリングサービスを提供している会社をご紹介します。

▼医療ファクタリング会社8選 比較表

それぞれのファクタリング会社の特徴をご説明する前に、
ファクタリング会社を選ぶにあたり気になるポイントを一気に比較してみました。
後ほどそれぞれ詳しくご説明していますので是非参考にしてみてください。

会社名をクリックすると各社HPへ飛びます
会社名 手数料 対面/非対面 上限金額 入金スピード 保証人 審査通過率
ビートレーディング 2%~ 非対面可能 なし 最短2日 不要
アクセルファクター 2%~ 非対面可能 なし 最短2日 不要 93%
三共サービス 1.5%~ 非対面可能 3,000万円 最短翌日 不要
カイポケ 0.8%~ 非対面可能 最短5営業日 不要 99.80%
三菱HCキャピタル 0.2%~ 非対面可能 なし 最短5営業日 不要
エヌエスパートナーズ 0.25~1.0% なし 初回:申込から2~3週間程度 原則不要
ベストファクター 2%~ 対面必須 なし 最短1日 不要 92.20%
トラストゲートウェイ 1%~ 非対面可能 5,000万円 最短即日 不要 95%

一覧で見るとそれぞれ特徴が異なることがわかりますね。
手数料や入金スピードを重視する方が多いかもしれませんが、会社や担当者との相性も大切です。各社審査基準が異なるので、他社では買い取ってもらえなかった債権を買い取ってくれる場合もあります。
ご自身の事業に最適なファクタリングサービスを利用するために、複数社から見積もりを取りましょう。

最低でも3社から見積もりを取るのがおすすめ。
3社を比較すると手数料などの相場がわかり、自社に合った会社がどこなのか見えてきます。

1.医療ファクタリングとは

医療ファクタリングは病院・クリニック、歯科などの診療報酬や、介護事業者などの介護報酬、調剤薬局などの調剤報酬などを保有している事業者向けのファクタリングサービスで、支払期日より前に報酬債権をファクタリング会社に売却することで早期の資金調達を可能にします。
会社によって入金のタイミングは異なりますが、通常の診療報酬の請求から入金までにかかる日数に比べて1ヶ月以上早く手元資金が手に入るため、突発的な支払いが発生したときや大きな設備投資をして手元資金が心もとない場合など、急いで現金が欲しい場合に有効です。
とはいっても銀行融資などに比べて手数料が高い、継続的に利用すると利益率を悪化させる可能性もあるなどのデメリットもあります。
ファクタリングの利用がどのくらい自社に有効なのかメリット・デメリットを比較し、メリットが多い場合に利用しましょう。

医療ファクタリングの仕組みやメリット・デメリットについては上記の記事でご説明しています。
もう少し詳しく知りたいという方はぜひご確認ください。

 

2.医療ファクタリングを取り扱うファクタリング会社8選

メリット・デメリットを比較した上で利用を決定したあと大切なのは会社選びです。
メリットが多いと思っていたのにデメリットばかりになってしまったということのないように慎重に選びましょう。

(1)ビートレーディング

ビートレーディングは一般的な買取型ファクタリングを主に取り扱っている会社ですが、診療報酬や介護報酬、調剤報酬の買い取りも行っています。2023年9月には累計買取額1,170億円を達成しており、豊富な取引実績があるのも特徴の一つです。

申込から契約までオンライン対応
・最短2日で入金可能
・手数料は2%~
審査に必要な書類は2点だけ
└診療報酬請求書、診療報酬の支払決定額通知 (医療機関コードの記載があるもの)
└診療報酬の支払が確認できる通帳コピー 過去2ヵ月分
介護事業者で、介護請求ソフトを導入していない事業所でも利用可能

審査通過率は公表していませんが、累計取引社数:5.2万社、累計買取額:1170億円、月間契約件数:1,000件(2023年9月時点)の実績を考えると多くの診療報酬を買い取っていることがわかるかと思います。ファクタリングに精通した会社に買い取りをお願いしたい場合はビートレーディングに相談してみましょう。

 

(2) アクセルファクター

アクセルファクターは、日本マーケティングリサーチ機構の調査で“安心して利用できるファクタリングサービスNo.1”として選ばれたこともあるファクタリング会社です。
事業者それぞれに対して柔軟な対応を行う点も大きな特徴の一つです。
また、診療報酬や介護報酬の買取事例をHPで公開しているので利用イメージがつきやすいでしょう。

オンラインでの契約が可能
手数料は2%~
申し込みから2日での入金実績あり
審査通過率93%
電話、webフォームで無料相談可能

(3)三共サービス



三共サービスは2001年創業のファクタリング会社で、一般的な請求書だけでなく、診療報酬債権や介護報酬債権の買い取りも行っています。
手数料の安い3社間ファクタリングだけでなく、短い期間で入金される2社間ファクタリングも利用可能です。ご自身が手数料を重視するのか入金スピードを重視するのかで利用する契約体系を選べる点もメリットのひとつでしょう。
また、障害者総合支援法・児童福祉法に基づく障害児給付にも対応しているため、他社では断られた介護報酬債権も相談してみるのをおすすめします。

非対面での契約が可能
手数料は1.5%~
最短翌日に入金可能(3社間契約の場合は最短3日程度)
初めてファクタリングを利用する方は事務手数料無料

三共サービス 公式サイトはこちら

 

(4)カイポケ

カイポケ公式サイトから引用

カイポケは、クラウド型の介護事業者向け経営支援サービスで、株式会社エス・エム・エスが運営しています。
介護事業者向けのサービスではありますが、病院やクリニック向けの診療報酬ファクタリングや薬局向けの調剤報酬ファクタリングも提供しています。
すでに介護ソフトでカイポケを導入している介護事業者は、導入ハードルが低くなるでしょう。

来店不要、すべてWEBにて完結も可能
買取手数料0.8%~
国保連/支払基金への請求から最短5営業日後には請求額の80%が入金可能
すでに2,000社弱の利用実績あり

カイポケ 公式サイトはこちら

 

 

(5)三菱HCキャピタル

三菱HCキャピタル公式サイトから引用

三菱HCキャピタルは介護報酬債権、調剤報酬債権、診療報酬債権、障がい給付費債権*などを取り扱っています。(*障がい給付費債権は対応していない都道府県あり)
買取手数料が月0.2%~とかなり安く設定されています。
三菱HCキャピタルの資金調達力ゆえの手数料の安さでしょう。

申込から契約まで非対面で対応可能
手数料 月0.2%~
国保連/支払基金への請求から最短5営業日後には請求額の80%が入金可能
事業規模を問わず少額から買取可能

三菱HCキャピタル 公式サイトはこちら

 

(6)エヌエスパートナーズ

エヌエスパートナーズ公式サイトから引用

エヌエスパートナーズは東証プライム上場の株式会社JMDCのグループ会社です。
医療・介護事業者向けのファクタリングやコンサルティングに特化しています。
一定の基準となる手数料率などは設定していますが、事業者のそれぞれの状況に応じた柔軟な対応も可能なようです。

手数料は0.25~1.0%
買取額の上限なし
契約期間は原則2年
1ヶ月分~5ヶ月分までの買取実績あり

エヌエスパートナーズ 公式サイトはこちら

 

(7)ベストファクター

ベストファクターは一般的な医療ファクタリングで利用される3社間契約の他に、医療機関とファクタリング会社の2社間だけの契約を結ぶことが出来ます。
2社間取引は契約に関わるのが事業者とファクタリング会社のみで国保連や支払基金といった支払機関に承認を得る必要がありません。そのため、手続きが簡単で時間がかからないという特徴があります。

3社間契約か2社間契約を選ぶことができる
2社間契約を選択した場合、最短即日~3日以内に入金が可能
手数料は2%~
最大2ヶ月分の債権買取が可能

 

(8)トラストゲートウェイ

トラストゲートウェイは福岡に本社があり、九州・中国・関西といった西日本エリアの買取りに力を入れている会社です。
一般的な買取型ファクタリングを主に取り扱っていますが、診療報酬や介護報酬、調剤報酬の買い取りも行っています。

契約までクラウド対応
最短即日で資金調達可能
手数料は1%~
概ね1年程度の長期契約が可能

トラストゲートウェイ 公式サイトはこちら

 

3.まとめ

医療ファクタリングは、一般的な買取型ファクタリングと異なり、支払時期や債権金額の把握など専門的な知識が必要なため取り扱っているファクタリング会社は多くありません。
それを逆手に高額な手数料を請求する悪質な業者も存在しているようです。
悪質な業者にひっかからないため、ご自身の事業にマッチしたファクタリングサービスを利用するためにも複数社から見積もりを取るようにしましょう!
複数社を比較する際にも、手数料の安さだけでなく手続きの簡単さや入金までの日数、信頼できる会社かどうか、指定介護ソフトの導入有無など、複合的に判断することが大切です。